SupermicroのMB,X11シリーズマザーボードでMegaraid 9267-8i (N8103-150)が認識されない場合

投稿者: | 2019年4月20日

こんにちは、Sayahamittです。

昨年(2018年)秋に発売されたIntelのC242チップセットを搭載したマザーボード、SupermicroのX11SCL-Fを購入し、RAIDコントローラとしてMegaraid 9267-8i (N8103-150など)を搭載した時に、RAIDコントローラのデバイスが認識されない不具合に遭遇したのでメモをします。

解決策
現在この不具合はSupermicroのBIOSアップデートによって解消されており、BIOS ver.1.0a を利用することで、X11SCL-Fでは正常にMegaraid 9267-8iを使うことができます。このBIOSはSupermicroのX11シリーズで共通のようなので、恐らく同シリーズの他のマザーボードでも同様の不具合が発生しているのではないかと予想しています。

症状が発生した構成
M/B : X11SCL-F
CPU : Core i3 8350K
RAM : Non-ECC Unbufferd DDR4 2133 8GB x2 (16GB)
RAID card : Megaraid 9267-8i (N8103-150,N8103-151で確認)
OS : Ubuntu 18.04 LTS

不具合の症状
マザーボードのBIOSのバージョンが ver.1.0だった場合には、PCIeスロットに9267-8iを搭載しても、マザーボードから正常に認識されませんでした。その状態ではMegaraidのオプションROMがロードされず、WebBIOSに入れませんでした。
また、OSからも認識されず、Ubuntu18.04でlspciコマンドで確認しても、pciデバイスとしてMegaraidのカードが表示されることはありませんでした。
この症状はBIOSの設定を見直しても変わりませんでした。

マザーボードのBIOSをver.1.0aにアップデートしたところ、何事もなかったかのようにMegaraidのオプションROMがロードされて、Ctrl+HでWebBIOSに入れるようになり、Ubuntu18.04からのlspciコマンドでもMegaraidが認識されるようになりました。

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